マスターズ制度とは
個人タクシーとしての「誇り」と「責任」をもって、日々、自己研鑽し、安全、安心、快適、よりよいタクシーサービスが提供できるよう、一般社団法人全国個人タクシー協会に加入する全国の個人タクシーが一丸となって取り組む制度です。
マスター(みつ星)とは
ひとつ星、ふたつ星の認定を段階的受け、厳しい審査基準をクリアした個人タクシーだけが掲げることができる最高位の称号です。
マスター認定委員会
マスター(みつ星)は、業界以外の有識者で構成する「マスター認定委員会」が公認するものです。その認定基準は、以下の通りとなっています。
■基本事項
- 個人タクシーとして、一般ドライバーの模範となるような運転操作をしている。
- 道路運送法等の関係法令や所属団体の規約等を遵守している。
- 組織・団体の一員として、相互扶助の精神に基づき活動している。
- マスターズ制度の経緯・目的及び仕組みを正しく理解している。
■安全運転
- 運転記録証明書(無事故・無違反)が昇格・更新条件を満たしている。
- 交通事故(無事故)の取扱いにおいて、昇格・更新条件を満たしている。
- 自動車事故対策機構等 の適正診断を規定どおり受診している。
- 車両の点検整備等を励行して、整備不良による交通事故の防止に積極的に取り組んでいる。
- 健康管理に常に留意するとともに、規定に基づく健康診断を受診している。
■良質なタクシーサービス
- 接客にあたり、お客様の立場に立って考え、満足してもらえる対応をしている。
- 乗降の際の挨拶や忘れ物をさせないように細心の注意をはらっている。
- 快適な輸送に努めるため、車内を清潔に保ち服装等に常に注意をはらっている。
- 環境対策や防犯対策にも配慮した事業運営を行っている。
■多様なニーズへの対応
- 個人タクシーらしい接客マナーを向上させ日常営業に役立てている。
- 多様なニーズに対応するために必要な技能の習得と向上に努め、日常営業に役立てている。
マスターズ制度の称号
一人一車制の個人タクシーは、ドライバーが日替わりすることはありません。お客様の信頼の目安としてマスターズ制度は、今後も発展していきます。